蛤 岳 863m     坂本峠から蛤岳へ 2003.05.24


前の週に佐賀橋から林道蛤岳線を通って蛤岳に登ったが、今回は坂本峠に車を止めて自然歩道を通り蛤岳へと登ってみた。
坂本峠は道が狭く駐車場も無い。路肩に何とか駐車出来て出発。登山口から階段を登り自然歩道を進んでいく。


 坂本峠登山口
コースとタイム
09:40 坂本峠〜10:40 蛤岳登山口〜(20分)山頂 13:15〜
13:45 永山峠分岐〜14:50 坂本峠。
注意 本文中には地図等が出てきますが説明しやすくするためにコヨーテ本人が作成したものであり、縮尺・方角等 は正確ではありません。またコースタイムには個人差があるため、正確に知りたい方は国土地理の地図や他の資料をお勧めします

坂本峠から自然歩道を暫く進むと左に抜ける道がある。林道へ入る道である。
このまま自然歩道を進んでも良かったのだが、この日知り合った人がアップダウンの少ないこの林道を選んだので一緒について行くことにした。
確かに平坦な林道であった。車1台が通れるくらいの道であり、疲れることなく進めて再び自然歩道に合流する。


                  林道と自然歩道との合流地点
                      写真は蛤岳側から撮ったものだが
                      坂本峠側に3本道があり
                      右が林道、中央が自然歩道である。
林道に抜けられる分岐。切り株が目印!

合流地点からすぐ先に「Y」字路があり指導標に沿って左の道を登っていく。
「Y」字路からは暫くは1本道が続く。途中で橋を渡り、林の中へと進んで行く。杉林のピークを越え下ると林道に出合う。

「Y」字路。 橋を渡る

この林道と出合う場所は「永山峠」で永山林道と交差する所である。
先週はこの林道を右へ少し行ったところにある登山口から登っている。
この林道を横断して正面の斜めの道を進んでいくとやがて「ゴー」と音が聞こえてくる。蛤水道の勢いよく流れる水の音である!

自然林の中を進んでいく 永山峠。林道を横断する。

こんな山の中での「この水」の勢いは凄まじさと涼しさを感じさせる。
水道は江戸時代に出来たもので、現在はコンクリートに造り替えられている。
永山峠から約10分で蛤岳登山口がる(指導標あり)。ここから山頂までは1本道。約20分くらいで登れるが急斜面でもある。

この日はこの急登を上らず、そのまま直進して蛤水道の水功碑や水道起点を見て蛤岳より先の縦走路に出るルートを使った。(下山は急登を下る)

 蛤水道と登山口 

蛤岳山頂広場は縦長のやや広い広場である。先週は人でごった返していたが今日は少なくのんびりしていた。
南側に蛤の形をした「蛤岩」と「奇岩」がある。この岩から上ると南側の視界が一望出来て気持ちよい。

昼食をとっていると自転車を担いで一人の男性が上ってきた。
「背振はどっちですか?」と尋ねられる。
「背振はここから縦走路を進んでいったところです。1時間は掛かりますよ!」
と一応答えたが、とても自転車に乗れる道ではない。
ましてやこの男性、担いできた自転車は「MTB」でなく「ロード」だった。
男はひたすら担いで縦走路を進んでいった。いろんな人がいるもんだ。

背振側から見た広場と南側(蛤岳)から見た広場

   蛤岳山頂広場の奇岩(左)と蛤岩(右)

 両方とも踏み台(はしご)があって岩に上がれるようになっている。

下山は真直ぐ自然歩道を通って坂本峠に戻った。

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