雪の蛤岳 863m   坂本峠から山頂へ 下りは永山林道 03.01.18


16日の夜は雨が遅くまで降っていた。翌日もてっきり雨が残り、道も悪いと思って山登りは控えて遅くまで飲んでいたのだが、翌朝(昼前)起きて呆然となる。窓から見える背振山地は雪化粧!しかも晴れている。
少し二日酔いでもあり、今から山に行くには時間的にも遅い。駄々でさえ頭痛いのに二度打ちのめされた気分だ。
「明日こそは登ってやる!」そう決心してこの日は諦めた。
翌日天気は良い‥が午後から悪くなるとの事だったので早めに行って下山することにした。
車で糸島峠を越え、南畑ダムを通り坂本峠へと進む。
今回は蛤岳に登ることにした。。

 うちのベランダから見た背振山地

 1月17日に撮影。

 (上)羽金山周辺
 (左)浮岳から十坊山

コースとタイム

   10:10 坂本峠
   11:10 蛤水道登山口 
    11:25 蛤岳
    11:30 蛤水道登山口
        永山林道
    12:35 霊仙寺跡 13:15
    13:35 坂本峠
注意 本文中には地図等が出てきますが説明しやすくするためにコヨーテ本人が作成したものであり、縮尺・方角等 は正確ではありません。またコースタイムには個人差があるため、正確に知りたい方は国土地理の地図や他の資料をお勧めします

佐賀橋手前まではスムーズに行ったが、この辺から路面は凍結していた。
坂本峠はしっかり積もっていて車は1台も止まっていない。すぐ準備して登山開始!
アイゼンはザックに積んでいたが装着することなく進む‥が時折滑る。
雪の重みで木や笹が道側に反り返り、それがトンネルのようになっていた。

坂本峠の登山口 至る所にこのようなトンネルが出来ていた

雪は思った以上に積もっていて15〜20cmはあった。場所によっては「ズボッ」と膝近くまで埋まることもあった。
ザクッ、ザクッと雪の感触を楽しみながら進んでいく。
坂本峠から自然歩道には足跡が二つほどあったが下山するまで誰一人登山者と会うことはなかった。
単独なので少し不安であったが、この雪景色をみると何のその‥!

蛤水道と蛤岳への登山口 深い!雪に足取られながら急斜面を登る

蛤岳到着!
山頂には誰も居ない。山頂までは足跡があったが蛤岳から背振山への縦走路方面には全く足跡はない。
今日は誰も通ってないのだろう。
いつもは蛤岩に上がって景色を楽しむのだが、雪が積もってて滑りそうだったので「その手前」から展望を楽しんだ。
5分ほどいて山頂にいて下山!天気の方が不安になったのですぐ降りることにした。

雪化粧の山頂。右は蛤岩 山頂より

下山は永山林道を通って戻ることにした。天候悪化の時を考えての行動である‥(余計に時間が掛かった。)
坂本峠までの道は少し遠回りではあるがUP・DAWNはあまりなく素直に行ける。雪もそんなに積もっていなかった。
途中に「背振山中宮霊仙寺跡」があったのが。チョット寄って見た。
詳しい歴史は分からないが「霊水石」「乙護法堂」「筑前街道」などがあった。
40分ほど見学して再び入口に戻り坂本峠に向かう。
出発から3時間チョットで坂本峠に着いた。

坂本峠から林道を進むと永山林道起点がある 林道永山蛤岳線途中にある霊仙寺(りょうせんじ)入口

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