鬼ヶ鼻岩・猟師岩山(北谷直登コース)              


鬼ヶ鼻岩への直登コースは昨年8月にラリーグラスのハイキングで登っているが今回は単独で位置を把握しながら登ってみた。
コースは昨年の大雨でやや荒れていて、道も忘れていたせいもあるが迷う箇所も多かった。
鬼ヶ鼻岩からは「シャクナゲの蕾」を見に猟師岩山まで足を伸ばし、再び戻って椎原峠から下った。

 コースとタイム

 09:45 椎原出発
 09:50 辻橋
 09:55 ロッジ前
 10:02 林道横断
 10:55 ガレ場
 11:23 分岐
 11:30 鬼ヶ鼻岩
 12:30 猟師岩山(吉野山)  
 12:50 椎原峠
 13:35 登山口
 13:55 到着
注意
この地図は説明しやすくするためにコヨーテ本人がGPSのデータをもとに作成したものですが、縮尺・位置等に多少の誤差があります。またコースタイムには個人差があるため、正確に知りたい方は国土地理の地図や他の資料をお勧めします

県道136号線の椎原バス停から板谷峠側に少し上がった所から左の林道を上がって行き、集落を過ぎて3つ目の橋(辻橋)の手前から入る林道を登って行くと登山口に出合うが、取り合えず直進して砂防ダム付近の駐車スペースにて車を停めて出発する。
今日も天気は良い!まずまずの登山日和である。先程の橋まで下って林道に入り向かう。

道沿いに駐車 辻橋手前より林道に入る。

林道を真直ぐ登って行くと「T字路」に出合うが右に進む。ロッジを左に見ながら上がって行くと舗装された林道に出合い、これを横断した所が登山口である。

ロッジの横を通る 林道を横断。正面が登山口。

暫らくは杉の植林の中、川の右岸を進んで行く。砂防ダムを過ぎやがて竹林が見えてくる。
道は先にまだ伸びているが、その手前で丸太の橋を渡り竹林の中を通り抜けていく。
ケルンを過ぎて再び川の右岸を登っていくが道は至る所で荒れていて倒木も見られる。
(注意:上流に向かって沢を登る場合、川の右が左岸、左が右岸である。)
登山道沿いの川を挟んで右手に竹林が見えるのだが、これを過ぎたころに右側の川を徒渉して枝尾根の登りに入っていく。
実はこの徒渉付近に大きな倒木が道をふさいでいたので思いっきり迂回して進んだらしっかり見落としてしまい直進してしまったのだ。「変だ!」と思い引き返してやっと気づく。
枝尾根入口には小さなケルンがあり、植林帯の中のやや急斜面を登っていく。
この辺から赤いテープの目印が増えてきた。やがて登山道は巻き道へとかわり、滑り落ちないように進んでいった。


                枝尾根の登り。
                入口にはケルンがある。





道沿い左側は斜面。
落ちないように進む。
竹林の中を通り抜ける。

再び渡渉して右岸を登っていく。赤いテープを目印にひたすら登っていくとやがて川も去っていき長いガレ場がやってくる。
背振山地の山々ではガレ場はあまり少ないのだが、ここではしっかりガレ場がある。
トレーニングには持ってこいの場所であろう。
途中、誰が忘れたのか‥木にぶら下がった「ヤカン」も見る事が出来る。
木に張っている赤いテープの目印を見落とさないようにしてガレ場を登っていくのだがこの目印が無ければ「岩場の迷路」である。
ガレ場を過ぎロープを伝わって登っていくと別ルートからの道と出合い、更に登ると尾根にでる。そして最後のロープを登りきると大岩の鬼ヶ鼻岩に出る。


               ロープ箇所。滑りやすい。









 鬼ヶ鼻岩  

鬼ヶ鼻岩から猟師岩山までの縦走路には雪が残っていた。
所々固まっていて、滑りやすい場所もあった。
猟師岩山(吉野山)手前付近の縦走路沿いには「ツクシシャクナゲ」の木が多くある。
昨年は裏年でシャクナゲの花は殆ど見られなかったが、この日見てみると結構多くの「蕾」があるではないか!今年は多くのシャクナゲの花を咲かせてくれる‥かもしれない。
猟師岩山は昨年の3月以来であるが、「猟師岩山」と書かれた新しいポール?があった。
この後再び縦走路を戻って椎原峠まで進んで行き、これより下って車を駐車している所までもどった。

猟師岩山 石楠花の蕾
椎原峠 メタセコイア

トップページへ     背振山地の地図へ    山登り総目次へ