水無鍾乳洞〜山頂(往復) 96 2008.01.14
3連休、天気予報に振り回された3日間であった。今日は天気も良いので近場の井原山に登る。
ゆっくり登って山頂でラーメンでも食べようかと思ったが風もあり、山頂で食べれるかどうか難しいところなのでスーパーでお握りも用意して向かう。ガソリンも補給し、この時点で何時もより出発が遅れていた。
気にはなっていた風であるが、この冷たい風が思わぬプレゼントをしてくれた。
段々と登山口に近づくにつれ山頂付近が白いのに気づく。
最初、残雪かと思ったが最近の陽気で雪が降った形跡もない。色の付き方もどこか違う。
まさしくこれは「霧氷」である。
標高も1000m未満と高くない井原山では、九重みたいに霧氷がそんなに見られるものでは無い。
しかも今日は青空も広がり視界も良い!これはホントめったに無いチャンスだ。
正面の井原山自然歩道から上る予定だったが、既に出発時間も遅れているので水無鍾乳洞へと変更する。
(水無鍾乳洞からのルートは山頂までの歩行時間も短く、
以前「霧氷」が見られた時、正面のルートで解けていた霧氷が水無では解けずに残っていて見る事が出来た為)
後は時間が勝負!霧氷が解ける前に山頂へ上がらないといけない。
水無鍾乳洞・駐車場から猛ダッシュで山頂へ駆け上がった。
コースとタイム 09:55 水無鍾乳洞駐車場〜10:18 通称”日本庭園”〜10:36 縦走路〜10:45 山頂 12:21〜13:22 駐車場 |
キツネノカミソリの群生地、通称「日本庭園」まで殆ど景色も楽しまず駆け上がる。
水無では前回見たようなツララは全く無く、今日は気温もそんなに低くはない。
急登に入り縦走路近くまで上がると木々が白く見えてきた。
霧氷の規模は小さく、やや解けてもきているが一面銀世界である。あとは縦走路に期待する。
縦走路手前。太陽に照らされた霧氷は綺麗です。 |
縦走路に入ると霧氷もたくさん見る事が出来た。
青空も広がり霧氷の白とマッチして実に綺麗です。
積雪も無く、気温もさほど低くは無いが霧氷が出来る条件が整ったのであろう。自然の神秘。
縦走路。霧氷のトンネルを通る。 |
北側に向いて出来ている霧氷!
大きさは2cmほどもある。
山頂プレートの周りは霜柱でいっぱい!
気温はマイナス2℃ほどで思ったより低くはないが風は冷たく寒いです。
温度計にも霧氷がびっしり!
こちらは反対側の雷山方面。
下山はのんびりと同じるルートを下る。
上りでは気づかなかったがキツネノカミソリの群生地では
早くも「キツネノカミソリの葉」が出始めていた。
キツネノカミソリの葉 |
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