小爪ルートより猟師岩山・鬼ヶ鼻岩へ   2008.01.19


小爪ルートの一部が林道工事により道が変わっている‥との情報を得ていたので、確認の為に行ってみた。
前回同様に小爪谷を上がって小爪峠に出て、鬼ガ鼻岩、椎原峠まで縦走して下る‥という周回コースをとる為、車は椎原の林道沿いに駐車して出発する事にした。

  コースとタイム

 09:36 椎原(車駐車)
 09:53 湯の野バス停
 10:08 小爪ルート登山口

         ↓迂回路

 10:26 迂回路終了 
 10:34 砂防ダム
 
 11:55 小爪峠 12:00
 12:14 猟師岩山(吉野山)
 
 12:30 南側岩場展望所 12:50   
     (休憩)

 13:00 鬼ガ鼻岩 13:30
     (昼食)

 13:54 椎原峠
 14:16 林道横断
 14:31 登山口
 14:55 椎原
注意 本文中には地図等が出てきますが、説明しやすくするためにコヨーテ本人がGPSのデータをもとに
    作成したものでありますが多少の誤差はあります。
    またコースタイムには個人差があるため正確にしりたい方は国土地理の地図や他の資料をお勧めします

椎原登山口へ上がる林道沿いに車を駐車して出発。林道を下って「湯の野」のバス停まで行き、そこから曲がって登山口まで登っていく。民家を過ぎると田園風景が見えてくるが、今日は天気も良くホントのどかで気持ち良いもんだ。

「湯の野」バス停。ここから曲がって道に入る のどかな田園の中を進む

登山口から入って直ぐ「立入禁止」と「まわり道」の立て看板がたてられている。
登山口から300mほどの間の登山道が林道工事の場所に引っ掛っており、その場所を避けてもらう為に林道工事をしている建設会社が「まわり道」を昨年11月に作ったようだ。

以前の登山道は川の左岸を序々に高度を上げながら登っていくものだったが、「まわり道」はその場所を避ける為に迂回しているようなもので、いきなりの急登で始まり山の中腹部?まで上がっていく。その後、中腹部を巻くような形で進み元の登山道に出合うことになる。

「まわり道」は終始ロープが張っているので迷う事はないが、雨や雪の時には「この急登」は滑りやすいかもしれない。
「まわり道」からは切り開かれた林道工事中の道が下の方に見え、どれだけ上がったかも分かる。

尚、道路工事の関係者によると、この「まわり道」は工事期間中の一時的なものであり、林道工事終了後は昔のルート(と同じ道にはならないが、その付近)に戻すらしい。

登山口 登山口から入って直ぐに看板がある。
まわり道はいきなり急登 「まわり道」直下に工事中の道が見えていた。

再び以前と同じ道に入り少し進むと川を徒渉して砂防ダムに出合う。その後も前回と変わりない小爪谷を川沿いに上がっていく。
途中には小さな滝が幾つもあり、流れも良く清々しい。川の流れに見とれて何度も立ち止まる。

注意
2010年03月14日現在、元の登山道に戻っています。(迂回路は通りません)
ルート途中でこの林道を横断して再び登山道を上がります。

小爪谷で出会った滝

昨日平地では雨であったが山では雪が降っていたようだ。高度を増しながら谷を上がっていくと段々と雪も増えてきた。
木々の枝に積もって雪が陽と風で雨のように落ちてくる。思わずレインを着たくなるほどだったが、そのまま強行突破!
雪道をザクザクとかみ締めながら上がっていくと、やがて小爪峠に出る。

峠近くになると白いものが見えてきた。 小爪峠

小爪峠からは縦走路であり鬼ガ鼻岩、椎原峠まで縦走する。
尾根筋は風がもろに当たり寒い〜。でも、この風が縦走路の木々に霧氷という白く美しい景色を作ってくれていた。
先週の井原山の霧氷に引き続き2週連続だったのでホントラッキーである。

霧氷が出来ていた木々 と 雪化粧の猟師岩山の山頂

猟師岩山から鬼ガ鼻岩手前までの縦走路には石楠花の木が幾つもある。
昨年は石楠花の花は少なかったので今年は期待したいものだ。
途中見つけた石楠花の木には雪を被りながらも元気に蕾を付けているのが見えた。

霧氷に覆われた縦走路 雪を被っていた石楠花の蕾

その後、鬼ガ鼻岩で昼食をとり、椎原峠から下って車の駐車している場所に戻った。

トップページへ     背振山地の地図へ    山登り総目次へ