(その2)
縦走路ではシハイスミレ等が僅かに咲いていたくらいで、まだ他の花は見られなかった。
井原山の山頂も雷山同様に霧が掛かっていて何も見えない。
少し休憩して遅い朝食をとり、そのあと水無鍾乳洞・野河内側に下った。
縦走路から分かれて急斜面を下っていく。雨降りの日や雪が積もっているときは滑りやすい場所だ。
途中で常連の登山者と出合い、花の情報交換をする。ここで気になっていた花の一つを知りウキウキ気分。
思い余って滑る!ステッキを転げ落とす‥もうボテボテ状態だ。落ち着け!
この辺はホント滑りやすいので落ち着いて下りましょう。
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キツネノカミソリの葉でいっぱいの水無ルート |
ナガバノスミレサイシン |
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エイザンスミレ |
ニリンソウ |
キツネノカミソリの群生地付近から水無鍾乳洞までは四季折々の花が鑑賞できる。
先週はユリワサビの花が多く咲いていて大舞台の主役を飾っていたが時間と共に段々と減ってきて
今週は代わりに「ニリンソウ」や「ヤマエンゴサク」といった花が増えてきている。
来週はこれらの花たちが登山道沿いの舞台を飾るのであろう。
花々の鑑賞を楽しんだあと野河内渓谷に向けて下る。
野河内への道は十数年前に一度入ったことがあるが今みたいに「ちゃんとした道」ではなかったように思える。
水無鍾乳洞・駐車場から綺麗な林道が伸びていてのんびりと歩いていける。
やがて道幅は狭くなり車が通るには厳しい道になる。
(それでもこの先、軽四駆くらいは通れそうな道幅がずっと続いていた。)
ひたすら川の左側を進んで行き竹林が目立ってくる頃には先の方から車の音も聞こえてきた。
そして「滝の湯」の前を通り国道263号線に出る。
水無し鍾乳洞・駐車場
野河内渓谷へのルート
野河内渓谷ルート入口。これより曲がって「滝の湯」の方へ
竹林の中の道。もうすぐです。
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国道263号線沿い「滝の湯」。ここから入る |
道を挟んで向かい側にはトイレあり。 |
ここから一番近いバス停は「曲淵」であるが本数が少ない。
丁度バスが無い時間帯で2時間くらいは待たないといけなかった。
とぼとぼ国道を下って行き、曲淵ダムの公園にて桜でも見ながら昼食でもとり時間をつぶした。
また近くの田んぼで「ノビル」でも採って帰って食う。
バス停「多々良瀬」から乗り「野芥」から地下鉄に乗り換えて帰宅した。
井原山の山頂