羽金山    900m

羽金山・雷山縦走
  白糸〜羽金山〜長野峠〜雷山〜雷山観音前  
2003.12.23

その1


注意:長野峠〜羽金山について

こちらの最新情報を参考にしてください ⇒ 2011.03.10に縦走したときのレポ

街はクリスマス気分で盛り上がっている中、私は一人山に登る。
前回13日に荒川峠から羽金山までの縦走を達成したのだが、羽金山から雷山までの縦走がまだ未開拓である。
年内にも「この縦走」を達成しないと年を越せないような気がしたので、思い切って登ることにした。
この縦走路を通るにあたって問題があった。近くに交通手段がない。車を使った場合「白糸の滝」までは行けても、そこから縦走して再び戻るとしたら時間的にも長野峠までの往復くらいが限度であろう。
自転車を長野峠付近に置いて、車を駐車している場所まで戻ることも考えたが‥ちと遠い。
結局、距離的には長いかもしれないが白糸までバスで行き、羽金山山頂まで登って「長野峠」「雷山」まで縦走して雷山観音前バス停まで下るコースをとった。

 コースとタイム  

 「白糸〜長野峠」

 08:03 白糸バス停
 08:35 白糸の滝
 09:30 羽金山・ゲート前
 09:47 鞍部(644)
 10:20 ピーク662
 10:50 ピーク599
 11:20 長野峠
注意 本文中には地図等が出てきますが、説明しやすくするためにコヨーテ本人が作成したものでありますが多少の誤差はあります。
    またコースタイムには個人差があるため正確にしりたい方は国土地理の地図や他の資料をお勧めします

白糸バス停から白糸の滝へ

前原からバスで「白糸行き」に乗り「県道12号線」の白糸バス停に下車。バス停から少し上がり車道右手に「自然歩道」の入口があった。ここから白糸の滝まで自然遊歩道が続いている。入口から暫くはアスファルト舗装された道があるが橋を渡ってすぐ左の登山道を川沿いに登っていく。そして30分ほどで白糸の滝に着いた。

白糸バス停側の自然遊歩道入口 川沿いの道を登っていく。

橋の下を過ぎると白糸の滝。
夏は涼しくて気持ちいいだろう。
白糸の滝

〇山頂まで林道を上がっていく。

実は私の家の窓から羽金山が見えるのだが本日、山頂付近は雲が掛かって見えなかった。白糸付近から見たときも同様であった。でも白糸の滝で「ここの人」に教えてもらったのだが、羽金山は雲が海側に流れていたら雨になるらしい‥と。今日は東側に流れている。天気は大丈夫だ!
駐車場横の林道をそのまま山頂まで上がっていく。道は1本道である。途中、九州電力の無線中継所の塔を見ながら過ぎ行き、林道終点の「はがね山標準電波送信所」のゲートまで道を進む。


〇長野峠へはゲート前から左へ

山頂三角点はこのゲートの向こうにあり、中に入るには「ここの施設」の許可が必要である。インターフォンにて中の人に連絡して入るのであるが、今回は時間が無いので入らずにそのまま長野峠を目指して進んだ。
ゲート前の右(西側)は荒川峠まで縦走路が続いている。長野峠に行くにはゲート左(東側)へフェンス沿いに進んでいく。
少し進むと方向は南側へと変わり、フェンス沿いに進んでいくとやがて指導標がある所に着く。

「長野峠」と書かれた指導標。これに従い東側への道・縦走路に下っていった。目指すは長野峠!

山頂の「はがね山標準電波送信所」
このゲートの左に長野峠への道が‥
ゲート横からフェンス沿いの道を進んでいく

〇縦走路・長野峠へ

気温は6℃。少しガスが掛かっている。前回登った「荒川峠〜羽金山」の縦走路は以外と整備されていて指導標も要所要所に立てられていて迷うことは無かった。だが今回のルートは「これより先・長野峠まで」指導標は全く無い。目印の赤いテープがルートの所々にあったので、これを頼りに進んだ。
そして展望も望めない。そのせいで「この縦走路」を通る人が少ないのかもしれない。

ゲート付近から見た東側の背振山地の山々 指導標に従い、これより縦走路。長野峠へ向かう

今回も国土地理の地図にコンパス、GPSを使いながら進んだ。
指導標から急な道を下り、地図にある標高644m地点の鞍部に着く。周りは樹林に囲まれているだけに景色としては目ぼしいものは無い。ひたすら樹林の中を今度は鞍部から登りになりピークに達する。
何かイノシシでも出てこないか不安にもなるが進むしかない。
ピークから下り、再び登ったところにピーク662があるのだが、この辺から東の方向からバイクの音が聞こえてくる。長野峠の先にモトクロス場があって、この辺まで音が聞こえてくるのだ。
 
最初のピーク ピーク662付近

ピーク662を過ぎて小さいUP・DAWNがあり、やがて急な道を下り進んだところに杉の植林の中の鞍部に着く。
この辺は気を抜くとすぐ道を間違えそうだ。
右側に車道が見えたのでてっきり県道12号線・長野峠かと思った。また赤いテープもその方向にあったので下ってみると別の林道に出てしまった。「林道浮岳羽金山線」かもしれない。再び元の場所に戻って直進(登り)した。登ったところがピーク599地点だろう。

〇ピーク599から出られない。

地図とGPSで599地点であることを確認した。ここから下った所に「県道12号線・長野峠の車道」に出るはずだが、なかなか出られない。このルートを行くにあたって以前このルートを通ったことがある人のHPを見てきたのだが、その人も599から枝尾根を下ってしまったらしい。
私も同じように枝尾根に下ってしまい林道(先ほどと同じ林道?)に出てしまった。先ほどの鞍部とピーク付近をウロウロさ迷うこと15分、ピーク599でコンパスを出して方角を確認、やっと左に道らしきものがあるのを発見!少し進むとテープの目印も出てきた。5分ほどで無事に長野峠の登山口に出られた。

ピーク599。やや北の方角(左の道へ下る) 見えてきた!長野峠だ!



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