小爪ルートより猟師岩山・鬼ヶ鼻岩へ   04.03.28


小爪ルートは昨年4月に下山ルートで使用したが実際に登りではまだ通ってなかった。
暖かくなってヘビが出てくる前に通っておこうと思ってチャレンジした。
昨年1回下って道は覚えているつもりだったが、昨年の7月の大雨でこのルートはやや変わっていた。また今年の大雪で木々は倒れていて行く手を阻んだ。

 コースとタイム

 9:00 車を駐車・出発
 9:07 湯の野バス停
 9:22 小爪ルート登山口
 9:45 砂防ダム
 11:30 小爪峠(10分休憩)   
 11:50 吉野山
 12:50 猟師岩山
 12:40 鬼ケ鼻岩
 14:00 ゴール
注意 本文中には地図等が出てきますが説明しやすくするために
コヨーテ本人が作成したものであり、縮尺・方角等 は正確ではありません。
またコースタイムには個人差があるため、正確に知りたい方は国土地理の
地図や他の資料をお勧めします

車は椎原バス停から椎原登山口側に少し上がった所に駐車して出発。
車道を湯ノ野のバス停まで下り、ここから曲がって登山口まで道を進んで行く。
民家を通り過ぎ、のどかな段々畑の中の道を上がっていくと林道終点に着く。
ここが小爪ルートの登山口だ。


⇒   2008.01.19に登った記録

小爪ルート登山口 植林の中の登山道

植林の中の登山道を進んで行く。
「ちゃんとした道だなぁ」と油断したらしっかり道を外れてしまった。川の左岸を登って行っていたが途中で滝に出くわす。
(注意:上流に向かって沢を登る場合、川の右が左岸、左が右岸である。)
実際の登山道は川岸ではなく、だいぶ上に道は通っていて藪こぎしながら元に道に戻った。
砂防ダムより数メーター手前で川を徒渉して左岸に回る。砂防ダムの所で「大井手山中」からの道と出合う。
行ったことはないが熟練者コースと書かれていた。暫らくは川の右岸を上がっていく。
周りの景色は植林からやがて樹林へと景色は変わっていった。
やがて左手に滝を見ながら徒渉すると今度は左岸へと川を徒渉。
後はひたすら右岸、左岸と渡りながら川を登っていった。


 
 途中左手に見えた滝。






                 絵になるような景色がいっぱい!

沢に沿って登っていく 赤いテープの指示に従い、
川から別れて左の道を登って行くと小爪峠に出る。

冒頭でも話したが、昨年の大雨の被害は大きいようだ。
椎原から板谷峠に越える車道も大雨の後暫らくは通行できなかった。
今でも大きな岩や木々が崩れた場所があちこちに見られる。
ここ小爪ルートもその傷跡は大きかった。
恐らく背振で一番ひどかったかもしれない‥と途中まで一緒だった登山者は言っていた。
渓流から別れを告げラストスパートを掛けるとやがて小爪峠に出る。
小爪峠手前では「ツクシショウジョウバカマ」の群生地があり、あちこちに花を咲かせていた。先週「井原山」でも見つけた「ホソバナコバイモ」の花も幾つか咲いていた。

ツクシショウジョウバカマ ホソバナコバイモ
小爪峠

今日はいい天気である。吉野山を越えて猟師岩山でのんびりと昼食をとった。
遠くに背振山のドームも見える。ホントのどかな気分だ!
今回「マンサクの花」も期待していたが1〜2週間来るのが遅かったみたいでほとんどが散るか枯れていた。

鬼ヶ鼻岩では人がいっぱいで埋め尽くされていた。
ここからの展望は好きなのだが岩場まで進むことが出来ずあきらめて下山した。
下山ルートは椎原峠を通らず、鬼ヶ鼻岩から直接下るコースを通った。
2時、車を置いている場所に到着。

下山途中で見た小さな滝 今年も咲いていたアブラチャンの花。
椎原登山口付近にて。

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