背振縦走 背振山〜三瀬峠  2006.09.02、03


今回トレーニングの為、背振山地の一部を縦走することにした。
まず1日目に椎原から椎原峠に上がり、縦走して背振へ。自衛隊道路を下って背振少年の家前の店「せふり」に泊まる。
翌2日目は夜が明ける頃に店を出発!再び自衛隊道路を上がり背振山へ。ここから西へ行けるところまで縦走してみた。


1日目(9月02日) 椎原登山口〜椎原峠〜背振山〜背振少年自然家前「せふり」

最初の予定ではバスで椎原まで行く予定だったが山仲間の「ナイスさん」が一緒に登ってくれる事になり車にて椎原登山口まで乗せてもらった。ここ最近、山へ向かうバスの本数は極端に減っている。井原山、雷山にしてもそうである。また早い時間帯のバスも無くなり、朝早くから縦走する人にとっては時間的に厳しいものとなった。

コースとタイム
08:48 椎原登山口〜09:11 メタセコイアの林〜10:05 椎原峠(西)〜10:44 鬼ガ鼻岩〜11:08 椎原峠
〜11:43 唐人の舞(昼食) 12:10〜12:54 背振山〜14:05 背振少年自然家前「せふり」

トレーニングともあってザックも水を余分に積んで推定14kgに調整する。今回から初めて使うザックなので調整しながら登った。
天気は所々曇っていて何やら怪しい感じでもあったが目的地に着くまで雨に降られる事は無かった。
メタセコイアの林を通り、縦走路の椎原峠(西)に上がる。ここから鬼ガ鼻岩にちょいと寄って東に縦走する。
途中「肉まんさん」にばったり!鬼ガ鼻岩直登コースより登ってきたようだ。

メタセコイア ツルニンジン

背振への縦走路、途中にある「唐人の舞」にて昼食をとる。突然の来訪者に岩の上にいたニョロさんはあわてて逃げていった。流石に、その去っていった付近を避けて陣取る。
昼食後「ナイス」さんとはここで別れ「椎原」へ下って行き私は東へ縦走する。

今日は登山者が少ない。背振まで2グループにあったくらい‥皆どこか別の山に行っているのだろうか?
ラスト背振山頂の石段を気合を入れて登り、無事山頂に到着した。

笹原の縦走路 背振山頂

山頂にある背振神社上宮にお参り。縦走路を離れ通称「自衛隊道路」を下る。
今年は季節が少し遅れているようで残暑がまだ厳しいようでもある。でも花を見ると少しばかり秋の気配も近づいているようにも思える。道路沿いにはツリフネソウやゲンノショウコ、ボタンヅルなどの花も見られた。
約1時間ほど道路を下り、本日宿泊の「せふり」に着いた。

通称「自衛隊道路」を下る 本日宿泊の「せふり」

2日目(9月03日) 背振少年自然家前「せふり」〜背振山〜金山〜三瀬峠

朝出来るだけ早く出発して行ける距離を伸ばすつもりで店を5時に出発する予定であったが、外のあまりの暗さに「びびる」。
でも、このままじっとしては居られない。時間が経つばかり。
5時半にやや明るくなるであろう‥と見越して、その15分前にライトを付けて店を出発!
本日のザック
の重さは推定13kg。昨日の疲れが残っていたので水1リットル減らして登る事にした。
自衛隊道路を黙々と登る。荷は重たいが、何とも清々しい。
自衛隊道路の途中まで上がる頃には朝日が綺麗に見え始めていた。

コースとタイム
05:14 背振少年自然の家前「せふり」〜06:37 背振山頂〜07:01 背振・公園〜07:56 椎原峠〜08:15 鬼ガ鼻岩〜
08:46 猟師岩山(吉野山)〜08:56 小爪峠〜10:17 金山〜10:49 アゴサカ峠〜11:52 三瀬峠

早朝、自衛隊道路を上がる 自衛隊道路途中から背振縦走路を望む

昨日と同じく背振山頂にある神社上宮にて登山の安全祈願。そして7時、自衛隊基地から聞こえてくるラッパの音を聞きながら西へ縦走する。
椎原峠までの名所、展望所、太鼓岩、唐人の舞などには寄らずひたすら歩き進む。朝早いこともあって、ニョロさんには出会うが登山者には一人も会わず鬼ガ鼻岩まで行く。

矢筈峠付近の道路沿いには沢山のキンミズヒキが咲いていた 今は咲いていないミツバツツジのトンネルを通る

鬼ガ鼻岩まではそんなにUP・DAWNはなく順調に進むが、ここから段々と傾斜が出てくる。
猟師岩山から小爪峠へ一気に下ったかと思うと、この小爪峠からやや長い急傾斜が待ち構えている。
水筒に水を補給し、気合を入れて急登を駆け登る‥が一気には登れない。
昨日からの疲れが段々と出てくる。しかも、昨日と違って暑さがジリジリと‥。
金山までUP・DAWNの繰る返し‥ひぇ〜っ。

縦走路で見つけたミヤマウズラ 南側に突き出た大岩から背振方面の縦走路を望む
ここから見ると縦走路はUP・DAWNだなぁ〜 ブナ林と笹原の道を進む

金山に到着。思ったよりもパワーが落ちてきたので、ここでこの後のコースについて検討してみた。
アゴサカ峠から花乱の滝に下山するか?井原山まで足を伸ばすか?
下山後、バスを使用することになると「この何れか」になる。
しかし三瀬峠までは何とか進みたかったので後者を選ぶことにした。

金山で昼食と思ったが蜂がいたので、とりあえず三瀬峠まで進む。
アゴサカ峠から三瀬峠までピークを2つ3つ越える。当然道はUP・DAWN。ひぇ〜っ、ひぇ〜っ‥。

何とか目標の「正午までに三瀬峠」に着くことは達成出来たが、ここでスタミナ切れ。
流石に4kmほど先の井原山までは体がもたん。
金山からの下りで知り合った登山者が三瀬峠に車を置いていて、ありがたい事に車にて送ってもらった。
三瀬峠から下の曲淵までのバス停は遠い。助かりました。

反省:もう少しトレーニングが必要かな。

ギンちゃんだ!アキノ‥かな? 三瀬峠到着


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